「自己肯定感」って何?フワッとした理解から卒業して、自信あふれる自分になる方法

FPキャリコンブログ - にほんブログ村
📗 暮らし
この記事は約6分で読めます。
記事内に広告表示が入ります

最近、雑誌やSNS、ビジネス書など、様々な場所で「自己肯定感」という言葉を見聞きしませんか?なんだか良さそうな言葉だな、と思う反面、「結局、どういう意味なの?」「自信があるってこと?」と、はっきりとした意味を知らないままやり過ごしている方もいるかもしれません。また、「自己肯定感が高い=ナルシスト」といった誤解をしている方もいるようです。

今日は、そんなフワッとした自己肯定感の理解から一歩踏み出し、その正しい意味、そして、私たち一人ひとりが自分らしい自己肯定感を育むための具体的な方法について、じっくりと紐解いていきましょう。

自己肯定感とは?自信や自尊心との違い

自己肯定感とは、簡単に言うと**「ありのままの自分を価値ある存在として受け入れ、肯定する感覚」**のことです。これは、自分の能力や実績を評価する「自信」や、自分の価値を社会的な評価や他者との比較によって感じる「自尊心」とは少し異なります。

  • 自信: 特定の能力や目標達成に対する信頼感。「私はプレゼンテーションが得意だ」「この資格を持っている」といった、具体的な根拠に基づいた感覚です。
  • 自尊心: 他者からの評価や承認によって感じる自己価値。「私は周りの人に認められている」「人より優れている」といった、比較や評価に左右されやすい感覚です。
  • 自己肯定感: 特に理由がなくても、「私は私で大丈夫」「このままで良いんだ」と感じる、根源的な安心感や自己受容の感覚です。たとえ失敗したり、周りから認められなかったりしても、自分の存在そのものの価値を揺るがせるものではありません。

つまり、自己肯定感が高い人は、自分の良い面も悪い面もひっくるめて受け入れ、自分自身を尊重することができます。

なぜ自己肯定感が重要なのか?

自己肯定感が高いことは、私たちの心身の健康や、人生の様々な側面に良い影響を与えます。

  • 精神的な安定: ありのままの自分を受け入れられるため、些細なことで落ち込んだり、他者の評価に過度に左右されたりすることが少なくなり、精神的に安定します。
  • 積極性と行動力: 失敗を恐れずに新しいことに挑戦する意欲が湧き、困難に立ち向かう粘り強さが身につきます。「どうせ私には無理だ」といったネガティブな思考に囚われにくくなります。
  • 良好な人間関係: 自分を大切にできるからこそ、他者のことも尊重し、対等で良好な人間関係を築くことができます。過度な依存や競争心がなく、穏やかなコミュニケーションを築けます。
  • ストレスへの強さ: ストレスを感じても、自己肯定感が高い人は、自分を責めすぎたり、過度に悲観的になったりすることなく、建設的に対処することができます。
  • 幸福感の向上: ありのままの自分を肯定できるため、常に満たされた気持ちで過ごしやすく、幸福感が高まります。

自己肯定感が高い人の特徴

自己肯定感が高い人には、いくつかの共通する特徴が見られます。

  • ありのままの自分を受け入れている: 自分の長所も短所も理解し、それらを含めて自分自身を肯定的に捉えています。完璧主義ではなく、不完全さも受け入れています。
  • 他者と比較しない: 他者の成功や評価に過度に反応せず、自分のペースで成長していくことができます。「隣の芝生は青く見える」といった感情に振り回されにくいです。
  • 失敗を恐れない: 失敗を成長の機会と捉え、積極的に行動することができます。結果だけでなく、挑戦した過程を評価することができます。
  • 自己表現が自然: 自分の意見や感情を、臆することなく、しかし相手を尊重しながら表現することができます。
  • 他者の意見に左右されすぎない: 周囲の評価を参考にすることはあっても、自分の軸をしっかりと持っているため、過度に他者の意見に振り回されることはありません。
  • 感謝の気持ちを持っている: 日常の小さなことにも感謝の気持ちを持つことができ、ポジティブな感情を持ちやすいです。
  • 自分を大切にしている: 自分の心身の健康を意識し、休息や楽しみの時間を大切にすることができます。

自己肯定感を育むための具体的な努力

自己肯定感は、生まれつきのものではなく、日々の意識と行動によって少しずつ育んでいくことができます。

  1. 自己認識を深める:
    • 自分の良いところ、好きなところ、得意なこと、価値観などを意識的に見つけて書き出してみましょう。
    • 過去の成功体験や、人に褒められたことなどを振り返り、自分の強みを再認識しましょう。
    • 逆に、自分の苦手なこと、改善したいことなども受け止め、成長の糧と捉えましょう。
  2. 小さな成功体験を積み重ねる:
    • 達成可能な小さな目標を設定し、それをクリアしていくことで、「自分にもできる」という感覚を育てましょう。
    • 目標達成の大小よりも、「やり遂げた」という事実を自分を褒めてあげることが大切です。
  3. ネガティブな自己批判をやめる:
    • 心の中で聞こえる批判的な声に気づき、「でも、本当にそうかな?」と問い返す習慣をつけましょう。
    • 自分を責めるのではなく、客観的に状況を分析し、改善策を考えるように意識しましょう。
    • 「私はダメだ」といった全否定的な言葉ではなく、「今回はうまくいかなかったけれど、次はこうしてみよう」といった具体的な言葉で 自分を励ましましょう。
  4. 周りの人の 前向きなな言葉を受け取る:
    • 人に褒められたり、感謝されたりしたときは、素直に「ありがとう」と受け取りましょう。「どうせお世辞だ」などと 安易に考えないように意識しましょう。
    • 周りの人の 良い側面に目を向け、感謝の気持ちを持つように心がけましょう。
  5. 自分を大切にする時間を作る:
    • 好きなことをする時間、リラックスできる時間、 十分な 睡眠時間などを確保し、自分の心と体のニーズ に 注意を払いましょう。
    • 自分にご褒美を与えたり、 自分を労らったりすることも大切です。
  6. 完璧主義を手放す:
    • 最初から完璧を目指すのではなく、「まずはやってみる」という意識を持つようにしましょう。
    • 失敗はつきものと考え、そこから学ぶ姿勢を持つことが大切です。
  7. 言葉の力を意識する:
    • ポジティブな言葉を使うように心がけましょう。「できない」「無理だ」といった 否定的なな言葉は、自分自身を抑圧、制限して傷つけてしまいます。
    • 「きっとできる」「やってみよう」といった前向きな言葉を使うことで、励ますことができます。

頭の中では理理解してもどう実践して良いのかわからない場合は、ノートをつけると良いですよ。下記に表示しました本はとても参考になります。


自己肯定感を高める道のりに、近道はありません。焦らず、一つ一つの小さな努力を積み重ねていくことが大切です。ありのままの自分を受け入れ、肯定することで、あなたは 必ず 輝きを増し、より豊かな人生を歩んでいけるはずです。自信を持って、自分らしい自己肯定感を育んでいきましょう。

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ
にほんブログ村

コメント

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました