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地方移住と暮らし

科学技術の進化と反比例する「人間の進歩」:そろそろ偽善の仮面を脱ぎ、本音で暮らさないとね

科学や物理学の進歩は目覚ましいものがあります。スマートフォン一つで地球の裏側と瞬時につながり、かつては想像もできなかった技術が現実の生活を変えています。しかし、その技術的な「進歩」とは裏腹に、私たち人間の暮らしの質、特に人間関係や社会の安定性は、まるで反比例するように悪化の一途を辿っているように見えます。世界を見れば、貧困と格差は広がり続け、地域紛争や戦争の火種は絶えません。国内でも、人間関係の希薄化、孤独死の増加、そして将来への漠然とした不安が蔓延しています。なぜ、これほどまでに豊かな知恵と技術を持ちながら、私たちは互いを傷つけ合い、分断された社会で生きることを強いられているのでしょうか。科...
仕事と暮らし

【提言】キャリアコンサルタント資格更新費用は「社会投資」として公費負担とすべきです

1.国家資格化の光と影2016年4月にキャリアコンサルタントは名称独占の国家資格となりましたが、国家資格キャリアコンサルタント制度が発足して以来、その社会的認知度は向上し、キャリア支援の重要性は高まったと言えるでしょうか? 実際、地方に住んでいるとハローワークや地方自治体の関係諸官庁などの就職支援、産業振興窓口の様子からはそれを実感することはできません。ところで、この国家資格化が持つ「光」の裏で、資格保持者に対する「影」の部分、特に更新制度における費用負担のあり方について、大きな疑問が残ります。民間資格の多くのキャリアカウンセラー資格では、現役で活動している専門家に対し、日々の研鑽や勉強会への...
仕事と暮らし

仕事がいやになったら・・「責任感で乗り越える」それが人生を充実させるカギかも

仕事や日々のタスクに取り組む中で、「やらなきゃ」という思いに駆られることはありませんか。実は、その動機付けの質こそが、私たちの精神的な健康と達成感に大きく影響します。物事への取り組み方には大きく分けて「ねばならない信念」と「責任感」の二つがあり、この違いを理解することが、ストレスを減らし充実感を得るための鍵となります。1. 「ねばならない信念」が生むストレス「ねばならない信念」とは、「人から評価されるために」「失敗してはいけないから」といった外部からの圧力や自己否定に根差した動機付けです。「上司に言われたからやるねばならない」「周りの期待を裏切ってはならない」この信念で行動すると、私たちの心は...
お金と暮らし

ステマよりも怖い「ステルス格差社会」:無関心が加速させた日本の不都合な真実 🥶

最近、「ステルスマーケティング(ステマ)」が問題になっていますが、私たちの社会にはもっと深刻で、気づきにくい「ステルス格差社会」が1990年代半ばから静かに進行してきました。これは、格差が固定化し、その存在すら意識されなくなる、日本が直面する最も不都合な現実です。かつて「一億総中流」を謳歌した日本は、なぜこれほどまでに格差が広がり、気づかれにくくなってしまったのでしょうか。その原因を、「政治」「経済・社会構造」「庶民の無関心」の3つの側面から、短く解説します。新型格差社会 (朝日新書811) 価格:825円(税込、送料無料) (2025/9/29時点) 楽天で購入 1. 政治の無策が生んだ「富...
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