地方移住と暮らし

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農家さんに聞いた 危機的状況、ITと若者だけでは日本の農業は救えない

73歳でお米農家を辞めた農家さん耕作面積2ヘクタール(坪数で約3000坪))の米作農家を辞めた農家さんに聞いた話ですを少しだけ紹介します。● 体力の減退や農機具の買い替え、肥料代などの経費を考えるとやっていけないというのが農家を辞めた理由。公民館の受付け係などの非常勤就労をしながら農業の赤字分を補填している。● 「集落営農」の政策がすすめられたが、補助金により小さな農機具置き場はつくれたものの、農作業が軽減されたわけではなく、70歳という年齢は集落の中で最も若かったので農作業量も増え、事務処理、会議内容の説明、みんなの意見のとりまとめ(高齢者な自分本位のことを主張するばかりで動くことはしない)...
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試してほしい!濡れたTシャツがもたらす究極の涼感体験

日本の夏、9月になろうかというのにエアコンがなければ過ごせないほどの猛暑が続いています。電気代が嵩むのはちょっと辛いですね。ふと学生の頃の記憶を呼び起こすと、真夏のクラブ活動や外遊びで汗だくになった体に、水道水で濡らしたTシャツを着て風に当たるだけで、驚くほど涼しくなった経験を思い出します。肌を通り抜けるひんやりとした風の感覚は、今でも鮮明に蘇ってきます。このシンプルな方法が、実は科学的にも理にかなっていることをご存知でしょうか。一気に体が冷えますので熱中症対策に使えそうです。濡れたTシャツの魔法「気化熱」この現象の鍵を握るのが、「気化熱」です。水が蒸発するとき、周りの熱を奪う性質を利用してい...
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農家さんの声から考える、私たちが食べるお米の真実

先日、ある農家さんと話す機会がありました。「スイカをサルに持っていかれた」とか「イノシシが害獣防止網の下の土を掘り起こしてお米を食べ、田んぼが荒らされた」など、なんとも気の毒な会話の中で、日本の主食であるお米の現状について、少しだけ真実を知りました。価格上昇が農家さんの収入に結びつかない現実最近、「お米の価格を上げて、生産者の収益アップを図り、農業の衰退に歯止めをかける」という話を聞くことがあります。消費者としては、日本の農業を守るために必要なことだと受け止めがちです。しかし、農家さんの話を聞くと、この些細な価格上昇が生産者の懐にほとんど届いていない現実が見えてきます。その農家さんがJA(農業...
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政治家の老害:田舎の高齢者も少しずつ政治意識が変わり始めました

山口県では先の参議院選挙で、当然のように与党議員が当選されました。しかし、私が最近接した65歳以上の高齢者の方々の中には、「自民党一辺倒」から「野党議員を増やさないと」と今までとは違った意見を言われる人が半数近くいらっしゃいました。新しい政党議員や著名人たちの政府に批判的なSNS等の配信をよく見ている人、そうでない人に関わらずです。普通に苦しい家計生活の中で家計が苦しくなっていることをヒシと実感されています。ある69歳の女性は8月支給の年金額振込通知書を見せながら話してくれました。2か月分の支給額14万5千円、介護保険料が2万4600円、差し引き12万600円です。ひと月約6万円での生活になり...
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田舎暮らしの小さな節約:大葉茶(シソ茶)

自然に生える植物を活用して節約的健康法を色々と試してみるのは田舎暮らしの楽しみの一つです。例えば、庭の小さな畑には毎年青じそが自生します。大葉の葉は素麺やおにぎりなどに使っても十分余りますので、今年もそれを1週間干し、適当に千切ってお湯を注ぎ「和のハーブ茶」を作っています。お茶の葉や麦茶ほど飲みやすくはありませんが、市販の清涼飲料を飲んだ後のムカムカ感はなく、お腹がすっきりする感じです。シソ茶は、古くから健康茶として飲まれており、様々な効能が期待されています。特に、花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー症状の緩和に役立つとされ、注目を集めています。シソ茶に期待される主な効能アレルギー症状の緩...
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移住の「常識」を飛び越えて ~インフラも便利さも、魂の赴くままに~という生き方

以前、田舎暮らしの移住先を選ぶ際の条件として、交通の便、医療体制、買い物環境、インターネット回線など、様々な「必要条件」を語った記事を書きました。もちろん、生活の基盤を考える上で、それらは重要な要素でしょう。しかし、もしあなたが心の奥底で、そんな「常識」や「当たり前」といった枠組みを超えた、もっと根源的な何かを求めているのだとしたら?今回のブログでは、あえてそうした条件に囚われない、魂の叫びに応えるような田舎暮らしの選択肢があるということをお伝えしたいと思います。それは、利便性や効率性といった現代社会の価値観から少し距離を置き、もっとプリミティブな感覚、例えば、土の匂いや星の瞬き、風の音といっ...
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「今の暮らしから逃げ出したい」という理由で田舎移住するのは後悔するかも? 堅実な方法とは

都会の喧騒、満員電車、終わらない仕事…日々の暮らしに疲れ、「もう、こんな場所から逃げ出したい!」と田舎への移住を考える人もいるかもしれません。美しい自然に囲まれ、穏やかな時間の中で暮らす。想像するだけで心が安らぎますよね。しかし、もしあなたが今の暮らしから「逃げる」という動機だけで田舎移住を考えているなら、少し立ち止まって考えてみてください。安易な決断は、思い描いた理想とはかけ離れた現実を生み出し、後悔につながる可能性があるからです。キャリアカウンセラーこの記事は教科書通りのことを書いています。もしあなたが若い人であれば「夢を描いてチャレンジすること」は無駄にはなりません。失敗は必ず成長の種に...
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コーヒー豆をそのままバリバリ食べてみると、意外といける

日本テレビ系土曜ドラマ9 「相続探偵」 このドラマの主人公である遺産相続専門の探偵・灰江七生(赤楚衛二さん演じる)は、コーヒーオタクで、考え事をするときにコーヒー豆をそのままバリバリ食べるというキャラクター設定でした。今までコーヒー豆をそのまま食べるのは危険だと思っていました。しかしこのドラマを見て、少しだけカジッてみましたが意外と美味しいことが分かりました。朝、毎日手動のコーヒーミルで豆を粉にしてドリップコーヒーを飲んでいますが、そんな時間もない時があります。カフェイン中毒ほどでもないんですが、どうしても元気が出ないときにはコーヒー豆丸カジリでも、体に害がないのであればこれでOKじゃないかと...
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地方移住:定年退職後、新天地で中古住宅を購入する場合に知っておきたいこと

定年退職を迎え、穏やかなセカンドライフを地方で送りたいと考える方は少なくありません。豊かな自然、新鮮な空気、そしてゆったりとした時間の流れは、心身のリフレッシュに最適です。しかし、地方移住における中古住宅の購入は、都市部とは異なる検討事項が多く存在します。今回は、定年退職者が地方移住で中古住宅を購入する際の重要なポイントを、購入資金計画、リバースモーゲージの活用、建築物の査定(調査報告書)、信頼できる不動産業者の選び方という4つの視点から解説します。田舎暮らしの本 4・5月合併号 2025年 5月号 楽天で購入 1. 賢い購入資金計画:ゆとりある老後を送るために定年後の収入は、現役時代に比べて...
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地方移住:中古住宅のリフォームを業者に頼む経費の目安は?

比較的安価な中古住宅は最低でも水回り(キッチン、トイレ、浴室、洗面所)のリフォームは必要ですし、オール電化工事や下水の浄化槽の取り換えなどを含めると予想外に高額になってしまします。「これくらい」と一概に言うことは難しいですが、相場と費用の内訳、注意点などを解説して、私自身のリフォームに掛かった経費を紹介します。水回りリフォームの費用相場水回りのリフォームは、まとめて行うことで個別に工事するよりも費用を抑えられる場合があります。以下は水回り3点または4点セットでリフォームする場合の費用相場です。3点セット(キッチン・トイレ・浴室): 120万円~460万円3点セット(トイレ・浴室・洗面所): 9...
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