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仕事と暮らし

就活を始める前に大切な「人生50年プラン」

学校を卒業して社会に出ると、多くの人が「就活」という大きな壁にぶつかります。そして、その就職活動を終えると、「これで人生は安泰だ」と一息つく人もいるかもしれません。しかし、本当にそうでしょうか。人生100年時代と言われる今、20代で就職してから定年を迎えるまで、少なくとも40〜50年は働くことになります。就職はあくまで、その長い人生のスタート地点に過ぎません。目先の就職活動にばかり気を取られて、その後の長い人生を見失ってしまうのは、非常にもったいないことです。就活の前に人生50年プランを考えてみましょうなぜ「就活」だけでは不十分なのか残念ながら日本の多くの企業では、新卒一括採用というシステムが...
地方移住と暮らし

政治家の老害:田舎の高齢者も少しずつ政治意識が変わり始めました

山口県では先の参議院選挙で、当然のように与党議員が当選されました。しかし、私が最近接した65歳以上の高齢者の方々の中には、「自民党一辺倒」から「野党議員を増やさないと」と今までとは違った意見を言われる人が半数近くいらっしゃいました。新しい政党議員や著名人たちの政府に批判的なSNS等の配信をよく見ている人、そうでない人に関わらずです。普通に苦しい家計生活の中で家計が苦しくなっていることをヒシと実感されています。ある69歳の女性は8月支給の年金額振込通知書を見せながら話してくれました。2か月分の支給額14万5千円、介護保険料が2万4600円、差し引き12万600円です。ひと月約6万円での生活になり...
仕事と暮らし

朝ドラ『あんぱん』で八木信之介(妻夫木聡)が引用したシェークスピアの名言

朝ドラ『あんぱん』で八木信之介(妻夫木聡)が引用したシェークスピアの名言「逆境が人に及ぼすものこそ輝かしい」は、単純に言えば、困難や苦しい状況が、人間に大きな価値や光をもたらすという意味です。この言葉が引用されたシェークスピアの戯曲『お気に召すまま』では、不当に追放され、森で質素な生活を送る公爵がこのセリフを言います。公爵は、王宮での華やかで偽りの多い生活よりも、森での厳しくも真実の生活の方がずっと良いものだと考えていました。この名言が持つ教訓は、主に以下の2つに集約されます。逆境は真の価値を教える: 困難な状況に置かれることで、それまで当たり前だと思っていたものの価値や、本当に大切なものが何...
お金と暮らし

消費税だけじゃない、なんだか怪しい「特別会計の闇」

こんにちは!今回は、ニュースなどで耳にする「特別会計」について、その「闇」と呼ばれる実態をわかりやすく解説します。特別会計とは何か?「闇」と呼ばれる理由日本の国の会計は大きく「一般会計」と「特別会計」に分かれています。「一般会計」は、税金などから集めたお金を、教育や防衛、社会保障など、国全体の基本的な活動に使うための財布です。私たちが普段「国の予算」として耳にするのは、ほとんどがこの一般会計のことです。一方、「特別会計」は、特定の事業を行うために、特定の収入を充てることを目的として設置される会計です。例えば、年金や労災保険、高速道路の整備など、国が手がける特定の事業のための専用の財布だと思って...
地方移住と暮らし

田舎暮らしの小さな節約:大葉茶(シソ茶)

自然に生える植物を活用して節約的健康法を色々と試してみるのは田舎暮らしの楽しみの一つです。例えば、庭の小さな畑には毎年青じそが自生します。大葉の葉は素麺やおにぎりなどに使っても十分余りますので、今年もそれを1週間干し、適当に千切ってお湯を注ぎ「和のハーブ茶」を作っています。お茶の葉や麦茶ほど飲みやすくはありませんが、市販の清涼飲料を飲んだ後のムカムカ感はなく、お腹がすっきりする感じです。シソ茶は、古くから健康茶として飲まれており、様々な効能が期待されています。特に、花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー症状の緩和に役立つとされ、注目を集めています。シソ茶に期待される主な効能アレルギー症状の緩...
お金と暮らし

減税vs増税:どちらが正解?根拠となる経済学理論をシンプルに解説

日本では税金と財政を巡る議論が活発に行われています。 政府や財務省の「増税は必要」とする派と野党等の「減税で景気回復を図る」という相反する2つの主張があります。さて、専門家ではない私たちは、30年の経済停滞を取り戻し安心して暮らせるようになるには、どちらの経済政策を推し進める政党を支持すればよいのでしょうか。2つの異なる立場の経済政策はそれぞれ違った経済理論に基づいているようです。1. 「消費税や所得税を減税しても景気が良くなるので問題ない」とする立場景気が悪い時に消費税を減税する方が良いとする経済理論は、主にケインズ経済学と、より現代的な視点としては現代貨幣理論(MMT)が挙げられます。「国...
お金と暮らし

選挙公約の「賃上げ」は、誰のための言葉なのか?「若者が選挙に行かないから」は本末転倒

選挙が近づくと、各政党から聞こえてくる「賃上げをします」という力強い公約。物価高騰に苦しむ私たち国民にとっては、まさに希望の光のように聞こえるでしょう。しかし、この「賃上げ」という言葉の裏には、日本の経済を支える中小企業の厳しい現実と、政治の具体的な方策の欠如が横たわっています。そして、「若者が選挙に行かないから政治は変わらない」という声は、その本質を見誤っていると言わざるを得ません。賃上げは「企業努力」の賜物、中小企業は綱渡り大前提として、従業員の給与額を実際に決めて支払うのは企業です。政治家が「賃上げ」を公約しても、それはあくまで方向性を示すものであり、具体的な行動は各企業の経営判断に委ね...
お金と暮らし

低所得の主婦にも地方税納税通知書が来たのは何故?

65歳の主婦の方から「夫の扶養に入っていて年金は年額90万円程度しかありません。住民税の納付書が来たのですがなぜですか」というご質問がありました。その理由は下記のとおりなのですが、介護保険も結構家計の負担になりますし、その上地方税まで支払わないといけません。生きづらい社会ですね。夫の扶養なのに住民税の納付書が来たのはなぜ?ご主人の扶養に入っていて、年金収入が年額90万円程度しかないのに住民税の納付書が届いたとのこと、驚かれたことと思います。結論から言うと、いくつかの理由が考えられますが、年金収入が90万円程度でも住民税が課税される可能性は十分にあります。住民税は、所得に対して課税される「所得割...
仕事と暮らし

「ズルい人」の言葉に隠された本当の意図を見抜いて、自分の心を守りましょう

就職や転居など新しい環境の中にはいっていく場合には、新たな出会いがありますので、いち早く相手の人がどんな人かを知っておくことは大切でしょう。人が苦しむ最大の原因は「人間関係」だと言われています。人間関係を円滑に進める上で、言葉の裏を読み解く力は非常に重要です。特に、中には「ずるい人」と呼ばれるタイプの人たちがいます。彼らの会話は、一見すると何の変哲もないように見えて、実は巧妙に計算された「裏の意図」が隠されていることが少なくありません。今回は、そんな「ずるい人」が会話に潜ませる裏の意図を見抜くためのヒントと、その対処法について考えてみましょう。「ズルい人」の会話の共通点とは?ずるい人の会話には...
お金と暮らし

「ふるさと納税」で今年の新米予約 始まってます。あなたは2000円の手数料で何キロ手に入れますか

令和の米騒動、今年こそは新米を安く食べたいものですね。新米を安く手に入れる方法は「ふるさと納税」を活用することです。すでに「ふるさと納税」では今年の新米予約も始まっています。どうせ地方税を支払うのですからこれを利用しないのはもったいないです。地方税額の範囲内(ふるさと納税控除限度額シュミレーションサイトはこちら)であればそれに手数料の2000円を負担するだけですから。つまり30キロのお米を申し込めば、それを2000円で購入することになります。今年は特に「ふるさと納税」でお米を頼む人が多いのではないでしょうか平均的な家庭で年収500万円のサラリーマン(夫)、年収100万円の妻、小学生の子供1人の...
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