何歳になっても、生きている限り「夢の実現」「目的」に向かって歩み続けるのが人の本来の姿でしょう。
もし、それを忘れてしまったら・・・・
夢を実現することの躊躇い
夢を見つけられない、夢を見ることを忘れてしまうような頑固で悲観的な固定観念に侵されているからかもしれません。
「具体的にどんなことから始めたら良いか分からない」 「失敗するのが怖い」 「周囲の目が気になる」 「家族親族の経済的縛り意識」「今迄積み上げた来たものへの執着心」など等、夢の実現には人それぞれの壁があります。
また、ステレオタイプの人間になってしまい、あらゆる行動に自分自身でブレーキをかけているのかもしれません。
夢を思い描くことが出来なかった人
残念なことに、子供の頃に将来の夢を持つのは当たり前のことなのですが、それが出来ないまま大人になり、日本の社会の一員になってしまった人はたくさんいます。
モナトリアムという社会的な役割や責任を一時的に停止し、自己探求や将来の計画に専念する期間を持つことが出来ないのが今の日本の実態です。
青年期は、子どもから大人へと移行する過渡期であり、自己同一性の確立や将来のキャリア選択など、多くの課題に直面します。このモラトリアムの期間は、そうした課題に取り組み、自分自身を見つめ直す貴重な機会となります。
また、夢を描くことと現実逃避が混在している人もいるようです。
夢を描いて実現することは今からでも遅くない
夢を描くことができる人の特徴は?
- 強い好奇心と探究心: 新しいものに興味を持ち、積極的に学び、経験しようとする姿勢があります。
- 豊かな想像力: 現実にとらわれず、自由に発想し、創造的なアイデアを生み出すことができます。
- 目標設定能力: 夢を具体的にイメージし、達成するための目標を設定することができます。
- 行動力: 目標に向かって、具体的な行動を起こし、努力を続けることができます。
- 柔軟な思考: 変化に対応し、新しいアイデアを受け入れることができます。
- 楽観的な視点: 困難な状況でも、前向きに考え、未来への希望を持ち続けることができます。
- 情熱: 夢に向かって、強い情熱を持ち、突き進むことができます。
- リスクを恐れずに挑戦する精神: 新しいことに挑戦することを恐れず、失敗を恐れずに立ち向かえる勇気を持っています。
- 自己肯定感の高さ: 自分の能力を信じ、自己肯定感が高い傾向にあります。
- 周囲の人々との良好な関係: 周囲の人々との関係を大切にし、協力し合える人脈を持っています。
精神社会の歪に負けない強さ
もし、今所属している職場組織や家庭内で息苦しいと感じているとしたらその理由に、同調意識が強く働いていて、そのため自分を演じている可能性が考えられます。
狭小な集団環境から逃げだしたいと思う気持ちがあれば、それは正直な自分を取り戻したいのではないでしょうか。
会社組織の中でうまく順応できないと悲観する必要はありません。「逃げ出す」と言う表現よりも、いい生き方を「選択する」と捉えるべきです。
今の日本の社会を俯瞰して見るために、近代の日本の悲惨な戦争の時代を振り返ってみましょう。
数百万人の犠牲者を出した戦争を避けられなかった理由は、西欧諸国の植民地的支配の犠牲者にはならないという日本人の誇りもありましたが、そもそも今よりも激しかった経済格差を是正することが目的で、経済発展による貧困からの解放でした。
結果を見れば、敗戦と同時に民主化と経済発展により今の豊かさがあるわけですが、自分の腹を痛めた子供たちの名誉ある戦死よりも、「貧しくてもいいから生きていてほしい」という母親たちの本音が言えない社会こそが一番の悲劇でした。
自分の心で物を考えることを封印されていたその時代に比べて現在の日本では組織の同調圧力がそこまで強く働いているとは言えません。
それでも同調圧力に息苦しさを感じるとしたら、それは自分自身が作り出したものではないでしょうか。そうであるならば、些細な弊害を乗り越える勇気と行動を起こせば夢の実現は可能となるはずです。
「変化こそが人生を豊かにする」スティーブ・ジョブス
「人生は冒険だ。それを最大限に楽しむんだ」リチャード・ブロンソン
「精神社会」という言葉からイメージされるのは、以下のような意味合いが考えられます。
- 個人の精神と社会との関係: 個人の心の状態や精神活動が、社会的な環境や構造によってどのように影響を受け、また、社会が個人の精神にどのような影響を与えるかという関係性。
- 精神的な側面を持つ社会: 社会全体が、精神的な要素や価値観、文化によって形成され、影響を受けているという考え方。
- 精神的な健康と社会: 個人の精神的な健康、不健康が、社会全体の幸福度や生産性に大きく影響を与えるという観点。
行動しないと未来は見えない
「行動しないと未来は見えない」という言葉は、私たちに**「今、この瞬間に行動することの大切さ」**を教えてくれます。
なぜ、行動が大切なのか?
- 目標達成のため: 目標を達成するためには、具体的な行動が必要です。計画を立て、実行に移すことで、目標に近づいていくことができます。
- 自己成長のため: 新しいことに挑戦したり、困難を乗り越えたりする経験は、自己成長につながります。
- 可能性を広げるため: 行動することで、新たな出会いや経験が生まれ、可能性が広がります。
もし、現状に満足できず何かを変えたいと思っているなら、まずは小さな一歩を踏み出してみましょう。
「やりたいことをやらないで後悔するより、やってみて失敗した方がずっとマシだ。」(マーク・ツッカーバーグ)
「行動を起こす勇気が、成功への第一歩だ。」(ウォルト・ディズニー)
あなたの未来は、あなたの行動次第で変わります。
お金という道具に支配されない本当の幸せな暮らしを見つけるために行動する、そんな気概が今の日本人には必要なのではないでしょうか?
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