経済格差

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なぜ目を向けないのか? 顕在化する経済格差と「中間層」の心理

深刻化する格差と中間層の「無関心」近年、日本の経済格差はデータの上でも肌感覚でも顕著に拡大しています。しかし、この問題に対し、自身は貧困ではない経済的に比較的安定した中間層の人々の多くは、関心を示す人は少なく、貧困層への積極的な支援に手を差し伸べようとしない傾向が見られます。生活困窮者支援事業に従事した際に、また非常勤での行政職員として地方で働いている現在でもそれは強く実感しています。これはなぜでしょうか?道徳的な問題として片付けるのではなく、中間層の人々が抱える構造的な不安と心理的なメカニズムにその原因の一端を求めることができます。1.自己責任論の強化と「貧困への恐怖」まず、中間層が支援に消...
お金と暮らし

地方公務員に支給されたボーナスが映し出す、埋まらない賃金格差の現実

先日、地方公務員に夏のボーナスが支給されました。景気の回復が叫ばれる一方で、地方の賃金実態は厳しいのが現状です。今回のボーナス支給が浮き彫りにした、地方における公務員と民間の格差、そして公務員内部での格差について考察します。📈 地方公務員の「特権」と、中小企業との格差報道によると、山口県職員(管理職を除く)の平均支給額は約86万円でした。これは、中小企業が大多数を占める地方の民間企業では、なかなか実現が難しい水準です。公務員並みのボーナスを支払える企業は、ごく少数でしょう。昨年の年収で見ても、地方公務員は平均的なサラリーマンより約200万円も高いというデータもあり、この差は広がる一方です。地方...
お金と暮らし

ステマよりも怖い「ステルス格差社会」:無関心が加速させた日本の不都合な真実 🥶

最近、「ステルスマーケティング(ステマ)」が問題になっていますが、私たちの社会にはもっと深刻で、気づきにくい「ステルス格差社会」が1990年代半ばから静かに進行してきました。これは、格差が固定化し、その存在すら意識されなくなる、日本が直面する最も不都合な現実です。かつて「一億総中流」を謳歌した日本は、なぜこれほどまでに格差が広がり、気づかれにくくなってしまったのでしょうか。その原因を、「政治」「経済・社会構造」「庶民の無関心」の3つの側面から、短く解説します。新型格差社会 (朝日新書811) 価格:825円(税込、送料無料) (2025/9/29時点) 楽天で購入 1. 政治の無策が生んだ「富...
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