まずは最初に覚えるFXの基本用語です。
これだけは覚えて、デモ取引で練習をしましょう。
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最低、知っておくべきFX用語
１，BID（ビッド）、ASK（アスク）
BIDがトレーダーが売却する時の価格、ASKはトレーダーが購入する時の価格です。
２，ロングポジション、ショートポジション
ロングは「買い」、ショートは「売り」という意味です。
３、ロット
取引する通貨量の単位を指します。実際のトレードでは、ロット数ごとに外貨を購入したり売却したりします。1ロットが最低取引単位とされている場合には、それを下回る注文はできません。
1ロット当たりの通貨量はFX会社によって異なります。
1ロット＝1,000 通貨あるいは1ロット＝1万通貨と定められていることが一般的です。
1ロット＝1,000通貨とされている場合、ドル/円の1ロットは1,000ドルを意味します。
FX会社によってはロットあたりの通貨量が通貨ペアごとに異なるケースもあるため、注意が必要です。
ロット数とレバレッジ（倍率）
ロット数を大きくすると得られる利益は大きくなる反面、損失も大きくなるため、自分の取引に見合ったロット数を決めることが重要です。ロット数は用意する投資資金(口座に預け入れるお金)に対し、どれだけのレバレッジで取引するかによって変わってきます。
1ドル＝1４0円のときに1４万円を入金し、レバレッジ１０倍で取引するケースを例にあげます。この場合、1４万円×１０倍＝1４0万円の取引ができます。1ドル＝1４0円のため、取引する通貨量は
1４0万円÷1４0円＝１万ドルです。
1ロット＝1000通貨であれば1万ドルは10ロットです。
４，pips(ピップス)
FXにおける値動きの最小単位です。異なる通貨ペアでも共通の単位で変動幅を表すことができます。
円を含んだ通貨ペアでは、「1pips＝0.01円(1銭)」、ユーロ/ドルのような 円以外の外国通貨同士のペアでは「1pips＝0.0001ドル)」と表示されます。
FXの取引における損益のは以下の計算式により求められます。
＜損益＝エントリー金額からの値動き(pips)×通貨量(ロット)＞
たとえば、ドル/円で1ロット＝1,000通貨の取引を行い、1pips値動きがあった場合は、1pips(0.01円)×1,000通貨＝10円の利益または損失となります。
もし変動幅が同じであっても、ロット数が大きければ損益も大きくなります。ドル/円で10ロット＝1万通貨の取引を行い、1pips値動きがあった場合は、1pips(0.01円)×1万通貨＝100円の利益または損失となります。
| 1,000通貨 | 1万通貨 | 10万通貨 | |
|---|---|---|---|
| 1pips | 10円 | 100円 | 1,000円 |
| 10pips | 100円 | 1,000円 | 1万円 |
| 100pips | 1,000円 | 1万円 | 10万円 |
５，注文の種類
・成行注文
価格を指定しないで現在の価格で注文することです。現在の為替レートですぐに約定します。
・指値注文
価格を指定して注文することです。指定した価格にならない限りは約定されません。
・逆指値注文
逆指値は指値注文と同じように価格を指定して注文します。
指値注文と違うのが、現在のレートより値上がりしたら買う、値下がりしたら売るという注文方法になっています。
損切りや確実に利益を確保しておきたい時に使います。
・IFD注文
新規注文と決済注文を同時にする注文方法です。
新規注文が約定すると決済注文も有効になります。
・OCO注文
新規注文または決済注文で2種類の指値を同時に出して、どちらかが約定したらもう一方の注文がキャンセルされるという注文方法です。
例えば、１４０円（米ドル／円）買いポジションを持っている時に、「1５０円（米ドル／円）売り」「１３０円（米ドル／円）売り」といったように異なる決済注文が可能です。
・IFO注文
IFO注文は、IFDとOCOを組み合わせた注文方法です。
新規注文と異なる2種類の決済注文を同時にする方法で、決済注文は指値注文と逆指値注文が設定できます。どちらかの決済注文が約定したらもう一方の決済注文はキャンセルされます。
以下の例のように、新規注文時に利確と損切りの決済注文をまとめることが可能です。
例
新規注文：1４0円（米ドル／円）買い
決済注文：1５0円（米ドル／円）売り、１３０円（米ドル／円）売り
６，スリッページ
新規注文をした時に相場の変動等により、指定した価格と実際に約定する価格との間に差が生じる場合があります。これをスリッページと言います。
７，スプレッド
スプレッドは、売値と買値の価格差のことです。
スプレッドが狭いほうが効率良くトレードが可能で、実質的な手数料の役割になっています。
ドル／円が「売値1４0.00：買値1４0.03」だった場合の売値と買値の差は3銭なので、スプレッドは3銭ということです。
スプレッドはFX会社によって違います。
８，レバレッジ
口座資金以上の金額を取引できる仕組み。
国内FXは個人口座の場合、レバレッジ倍率は最大25倍と決められています。
レバレッジ25倍なら100万円分の通貨を取引したい場合、最低4万円の資金が口座にあれば取引可能です。
9，証拠金
取引口座に入金されている資金のこと。取引に最低限必要な資金のことを必要証拠金と呼びます。
証拠金維持率は、「純資産÷必要証拠金×100（％）」で計算します。証拠金維持率に応じてロスカットが作動します。
10，ロスカット
証拠金維持率が各取引会社が設定しているロスカット条件を下回ると、持っているポジションが強制決済される仕組みです。
強制決済することで損失の拡大を防ぎます。
相場が急激に変化した場合、ロスカットが間に合わず証拠金以上に損失する可能性があります。
１1，追証（おいしょう）
追加証拠金のことを略して追証（おいしょう）と呼びます。
証拠金維持率が一定以下になると決められた期日までに追加で資金を入金する必要があります。決められた期日までに入金しないとポジションが強制決済されます。
十分な証拠金を入金しておくか、無理のない範囲での取引をすれば追証やロスカットの心配はしなくてもよいということになります。
FXトレードを始めるときの心得
「暗号資産」「FXトレード」は、必ず負けるのでやらないほうが良いとの忠告記事はよく見かけますが、小額から始める小遣い稼ぎ程度なら、だれでも収益を上げることが出来ます。
初心者が、いきなり無理をして大金をつぎ込むことは絶対にしてはいけないことですが、その他にも守るべきことがあります。
ファンダメンタルやテクニカルといったことも少しづつ勉強していくことは大切ですが、そんなことに捉われすぎるのはよくありません。あくまでも過去の動きから将来を判断する材料にすぎません。
それよりも負けないトレードで一番大事なことは、自分の心構えです。
大切な心得５か条
１，アナリストをはじめ専門家や個人投資家、情報を売ることで収益を上げる人の情報は、あくまでも参考程度に見ておくこと。１００％信じてはいけません。
未来が見える人など誰もいない。
勝つ人がいるのは、負ける人がいるからなので、特に初心者個人トレーダーの資金が一番取りやすい『カモ』だということを知っておきましょう。
２，「小さく負けて、大きく勝つ」は「小さな勝ちを継続」ができるようなってから考えましょう。
最初から個人トレードで一発逆転はあり得ません。むしろ早期に退場となるでしょう。
ただし、小遣い稼ぎ程度なら勝ち続けることが可能です。大きくゆっくりと思い通りの方向に動き始めたら、そのうちの２０％～３０％が取れたならそれで満足しましょう。
「もう少し決済をせずに置いておけばよかった」で後悔することはやめましょう。
不確実な将来よりも、現在の小さな勝ちを大切にしましょう。
３，「毎日○○円の収益目標」は立てないほうが良いでしょう。
勝てるときに勝てばよいので、ダメなときは売買しないことです。
中長期（月足・日足）の流れを確認して、短期（時間足・分足）で買いか売りかを判断し、
超短期（５分足・１分足）で入るタイミングを決めます。
はっきりしない動きの時は、売買しないようにしましょう。急に動き出す場合があります。
４，大きく動く重要指標発表時や午後１０時ごろ始まるアメリカ市場の開始時は、様子見をしましょう。重要指標発表予定日時は必ず確認しておきましょう。
「やっぱり売買しておけば良かった」の後悔は一円の損にもなりませんが、「買ってしまって大損をした」の後悔は、大きな痛手となります。
０円を優先して、マイナス円を作らない勇気が必要です。
FXトレードをお得に始める方法
FXトレードで小遣い稼ぎをするために、最初から多額の資金をつぎ込むのはやめましょう。
下記のページを参考にして、小額でスタートしてください。
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FXトレードで毎月3万円の小遣い稼ぎ
始める前に、こちらの記事をご覧ください。お得にFXトレードを始める方法です。継続して小さく勝つFXトレード 直近、１０日間の成績
７月１０日～２０日までの、小さく勝つFXトレードは、プラス １８、７００円でした。
５万円でスタートをして、オーストラリアドル/日本円 （１ロット：１万通貨）レバレッジ２５倍
でのトレードです。
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