昨年の日本人の幸福度ランキングは世界第47位で、一昨年の54位から少しランクアップしています。
ところで、その幸福度はどうやって計るものなのでしょうか。不思議に思ったことはありませんか。
「他人と比べて自分はどうなんだ」と自分なりの価値観で判断するのでしょうか。
幸福感とは心理的な感情の一部なので時間とともに変化しますし、「あなたは今の瞬間、幸せを感じていますか」という質問であれば答えられるかもしれません。
同じ状況下でも幸せを感じる人とそうでない人がいます。それが性格的なものだと言ってしまえばその通りなのかもしれませんが、そもそも多くの日本人は「幸福とは何か」を論理的に考えるなんて事はほとんどしませんでした。
幸福論についての本は、なんだか宗教めいたイメージが日本にありましたが、ちゃんとした幸福学の研究者の書かれた本であれば、安心して読めますね。
幸福学の第一人者、前の隆司先生は、脳・ロボット学者ですが、人間のことをよく研究されている方のようです。前野氏は、「幸せのメカニズム」などの著書を通じて、幸福学の普及に貢献しています。
幸福学とは、人がどのようにして幸福を感じ、より良い人生を送ることができるのかを科学的に研究する学問です。心理学、経済学、神経科学など、様々な分野の知見を統合し、幸福のメカニズムを解明しようとする学問分野です。
幸福学が注目される理由
近年、幸福学が注目されるようになった背景には、以下の様な理由が考えられます。学を学ぶことで、以下のようなメリットが得られます
- 自己理解を深める: 自分の幸福感の源泉を理解し、より充実した人生を送るためのヒントを得ることができます。
- 人間関係を円滑にする: 他者の幸福感への理解を深め、良好な人間関係を築くことができます。
- 社会貢献に繋がる: 社会全体の幸福度向上に貢献できるような活動に参加することができます。
前野 隆司(まえの たかし、1962年 – )は、日本の学者。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授兼武蔵野大学ウェルビーイング学部長・教授。幸福学、イノベーション教育、システムデザインなどの研究に従事。
一人が好きな自分でも幸福になれるんです。
幸せに働くための30の習慣 社員の幸せを追求すれば、会社の業績は伸びる [ 前野隆司 ]
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