いいセンスを身につければ、幸せになれる

幸福感
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コツコツと努力をしたという根拠のある自信を持っている人は、歳を重ねても素直さを心に持ち、ますます有意義な人生を歩まれているはずです。

それでも生きている限りは、いろいろな経験を積んだ人であっても耐え難い出来事に直面することはこれからも何度も経験するでしょう。そんな時にどう対処すればいいのでしょう。

例えば、せっかく近くで良いパート職を見つけたのに、何らかの理由でそこに居ずらくなることもあるでしょうし、家庭内でのいざこざや、近所付き合いでの苦労もあるかもしれません。

そんなときは、自分自身が「いいセンスの生き方」を身につけておくことで問題をクリアーしていきましょう。

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山陰本線、阿川駅

辛い現実から逃げること

「逃げること」よりも、「逃げた後でどうしたいか」が大切
とはいっても、耐え難い苦しみを感じて、自分自身からも逃れたいといった思いが頭の中で充満しているときに、逃避後のライフプランなんか考える余裕なんかないですね。

目的でなく手段、方法に固執してしまうし、家族や周りの人のことを思うと逃避行動に踏み切れない。「どうしようもない」を感じてしまって、逃避行動には精神的限界があります。

たとえ耐え難い悩みを心理カウンセラーなどの相談員に相談したとしても、そこでは心の面での支援、適切なキャリア理論などの説明はできるかもしれませんが、DVのような犯罪行為被害者や,障碍者・いじめなど表面化していることがらでないと、逃避の方法の助言はできません。

結局、決断と行動後の責任は自分で持たなければならない訳です。

そんな時は、今の自分の認知の仕方や行動を変えてみて、このまま現状維持が可能かどうか試してみるほかないでしょう。やりきれない思いで雲霧としているよりも、今の「逃げたい」という思いとその解決策を箇条書きにしてみる方法があります。

認知行動療法のようなものですが、それは感情脳よりも論理脳を多く働かせるものなので心は疲れないし、やがて前向きな思考へと変化していることに気づかせてくれます。

たとえ「逃げる」の結論に達したとしても、道筋に計画性が生まれ、大切にしていた「夢」を思い起こすことができます。

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息苦しさの根源は何でしょう

日本人は長い間農耕民族でしたので、周りの人との共同作業ができない人は村八分にされていました。

長い間に積み重ねて出来上がった遺伝子は引き継がれていて、日本の会社組織では、社員同士の交流を深める目的で旅行や運動会・慰労会などを行っていました。
いわゆる小さな全体主義、会社家族主義だったのです。

当然、協調性や同調性が求められていた時代では、個性を強く抑圧する慣習があった。しかし、今は働き方を含めた社会全体の変革時期を迎えています。

全員一律に働く同調性の必要はなくなりつつあり、ルールを守りながらも多様性が認められ始めています。
まだまだ定着はしていませんが。

若い世代はこういった環境の変化を身近に感じ取っていて、そのため今までのような働き方を会社組織が続けていたら、同調圧力で息苦しさを感じることでしょう。

退職理由に「人間関係」を挙げる人は非常に多いのはその証拠です。

これはとっても都合の良い言葉で、自分の言動に問題があったり、嫌いな人がいたりして組織から離脱した場合でも「人間関係が原因」で済ますことができます。

同調の息苦しさとは少し違っていますが、「この職場にあの人さえいなければきっと楽しく働けるのに」といった思いをされている人は、少なからずあるようです。

それは、職場を変わったとしてもまた同じ感情が生まれるかもしれませんが😢

嫌われる人の特徴はよく似ているので、個人的にスキ・キライだけではないようです。嫌われる人にも事情があるのでしょうが、相手の気持ちを考えられないナルシストや感情のコントロールができない人がたくさん存在するのも事実です。


その人に言動を変えてもらうことはできないので、自分が認知の仕方を変えてみるしかありません。
そんな人に対して、「へらへら愛想笑い」をすることは自己嫌悪に陥ってしまいます。

それでも、自分以外の職場の人たちが、その嫌われ者に対して上手に笑顔で接しているところを見ると、やはり職場のみんなと同じようにできない自分は間違っているのかと思ってしまいます。

世の中には、正直な気持ちを相手に何のためらいもなく発信できる人や、なんとなく誤魔化して自分を傷つけない方法を知っている人はたくさんいます。

それができない人は「嫌われている人」に嫌われてもいいから、ロジカルに業務運営のことだけに集中して静に対応するように心がけましょう。

決して陰口集団の会話には入らないことも大切です。

同調から協働へと働く意識を変えてみて、自己成長を主たる目的とした働き方に主軸を置くことができれば、我慢から自己の主体性の発揮へと思考転換することで、人間関係の辛さが少しは軽減されるのではないでしょうか。

でも、そんなことより、「お金を稼ぐためには我慢」って割り切る人の方が多いよね

「センスの良い生き方」が身を守る

今の生活に漠然と違和感を覚えているのは、考える時間を持てている証拠でもありますが「悩めば悩むほどいい解決策が出る」はあり得ないです。

それは、具体的方策ばかりを考え、その解決策がうまくいかない否定的は先読みをしてしまうからです。
緊張した脳からは決して良いアイデアは浮かばないはずです。

そんな時は、視界を広げてみて「センスの良い生き方」を自分が身に着けているかどうか確かめてみましょう。


幸せになるセンスを持っている人の特徴

・気楽な遊び心がある。
・相手の全体をありのままに受けれる。
・どんな年齢層の相手でも、先入観を持たず話を聞く耳年寄り。
・どうでもいい会話ができる。
・変化を受け入れる。
・自己愛と他人愛のバランスが取れている。
・虚栄心がない。演技で自分を飾らない。
・相手に興味を持って話が聞ける。
・会話中の発言の初めに、否定語は絶対に入れない。
・「お願い」「お礼」「お詫び」は、いつもはっきりという。
・必要以上に悪い状況を想定して悩まない。
・笑顔が多く、上品な微笑み。
・姿勢が良い。
・沈黙の時間を大切にする。
・感情の起伏が少ないが、表情はゆたか。
・自分の弱点を受け入れている。
・悪口の伝達を自分のところで止める。

この記事は、ぶんか社文庫「センスのいい生き方」著者:齋藤茂太
を参考にしています。

良いセンスを自分が持っておけば、必ず良いセンスを持った人と巡り合えるようになっています。
今までにそんな人と巡り合ったのに、交友関係を逃していませんでしたか?

🔴うまくいかないときは「センス」の良い人を見つけて、その人に影響されることが一番の早道かもしれないね

人は、自分と同じ価値観やセンスを持っている人としか心から交わることはできません。
そして、それは自分が良いセンスを持つことが、幸福感を得ることになります。

「幸福感」を味わうことができる人

問題解決を図るための具体的方法を思案する前になすべきことは、
「勇気をもって正直に内省ができる自分になること」
結局この基本姿勢が良い解決策を見いだせます。

カウンセリングに来られた「悩める優秀な相談者」はあまり他人の評価を気にしていません。
話の内容が「内省」に終始しています。

自分で自己分析をして実現可能な改善策を導き出す場合が多いので、カウンセラーの役割はその人の心の鏡となってあげる事だけで済みます。

一方で、周りの人や環境の悪口を話す相談者は、単に苦情相談に過ぎません。
内省、自己理解の重要性を一般論としてアドバイスをすると、自分に忠告・非難されてるかのように感じられるのか、その人の機嫌を損なう場合もあります。

自己成長を阻む要因には、過剰適応、虚栄心、自己過大評価、幼児性、自己顕示欲の抑制不全などによる不誠実さなどがあり、それはズルさや嘘つき、自己都合に合わせた勝手な先読み、歪んだ先入感(自動思考)として現れます。

職場や学校などの集団生活の中では、誰もが多少の演技をしていますよね。
自分に良い印象を持ってもらいたいとか、相手に嫌な思いをさせたくないとかの理由で演技をしてしまうのは仕方ないことです。

100%の本音・自然体で他人と接することは難しいかもしれません。

そう考えると、最も人の本質が現れるのは家庭内なのかもしれません。
それは、引きこもりや家庭内暴力などの相談支援をしていて特に感じました。

もっと楽に生きたいと思ったなら自分に正直になれば良いが結論です。

「些細なことで嘘をつかない・言い訳を先に探す癖をなくす」子供に言って聞かせるようなことですが年齢に関係なく、純粋さ・素直さの醸成⇒自己成長⇒幸福感へと繋がっていくはずです。

正直であることの何よりも大きなメリットは、人から愛されることです。
人に好かれる高齢者は必ずしもお金持ちではなく「素直さ」を持っています。

時々眺めている近くの海の動画を撮ってきました。


私は、田舎に移住して海を眺めながら、自分の理想の人生について思いをめぐらすことが夢でしたので今、それを実行しています。
しかし、自然の強さと美しさに圧倒されて、何も考えられなくなってしまいます。
結局、植物も人間も広い世界の中では同じようなもので、自然体で生きるのが自然ですね。

最後まで読んでいただいてありがとうございます。この記事内にはCMが入ります。

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