お金と暮らし

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ステマよりも怖い「ステルス格差社会」:無関心が加速させた日本の不都合な真実 🥶

最近、「ステルスマーケティング(ステマ)」が問題になっていますが、私たちの社会にはもっと深刻で、気づきにくい「ステルス格差社会」が1990年代半ばから静かに進行してきました。これは、格差が固定化し、その存在すら意識されなくなる、日本が直面する最も不都合な現実です。かつて「一億総中流」を謳歌した日本は、なぜこれほどまでに格差が広がり、気づかれにくくなってしまったのでしょうか。その原因を、「政治」「経済・社会構造」「庶民の無関心」の3つの側面から、短く解説します。新型格差社会 (朝日新書811) 価格:825円(税込、送料無料) (2025/9/29時点) 楽天で購入 1. 政治の無策が生んだ「富...
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ふるさと納税で「1万円以上お得」を実感できる人の年収は?

10月1日以降、ふるさと納税の仲介サイト(ポータルサイト)やポイントサイトが、寄付者に対して金銭的な価値のある独自のポイントや特典を付与することが全面的に禁止されますので急がないと😍ところで、ふるさと納税の魅力は、実質2,000円の自己負担で地域の特産品(返礼品)がもらえること。しかし、この制度で「本当に1万円以上のメリットを実感できるのは誰か?」という疑問を持つ方もいるでしょう。この「お得」を考える上で重要なのが、**「返礼品の価値は寄付額の30%まで」**という国のルールです。この3割ルールを踏まえた上で、1万円以上のリターン(お得)を得るための年収の目安を解説します。【ふるさと納税】 訳...
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働く「低所得高齢者」から税金や介護保険料を徴収するのは、悪魔の所業😠

近くのコンビニには80歳ぐらいのご高齢女性が働いています。カウンターからひょっこりとお顔だけが出せるほどに腰が曲がっています。「ご病気になり入院しなくてはいけないのでそのパートを辞められる」とのことでした。いつもお化粧をして本当に一生懸命働いていらっしゃったのですが。働かないと食べていけないことは噂で聞いてはいました。ご主人が先に亡くなられて自分の年金だけでは暮らせない、そんな高齢女性は地方でもたくさんいらっしゃいます。低所得:65歳以上の国民年金受給者から税金を徴収ご主人がなくなられても遺族基礎年金は全ての子が18歳の年度末をむかえるまでの生活保障を目的としているため、その後は自分の国民年金...
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日本在住者が知っておくべき海外仮想通貨取引の税金

海外の仮想通貨取引所は、レバレッジの大きさから多くのトレーダーにとって魅力的な選択肢となっています。日本国内の取引所と比較して、より大きなリターンを狙える可能性があるため、関心を持つ方が増えています。興味はあるけどなんだか怖いので、もっと基本的なことを知っておきたいと思っている人に、本記事では、海外取引所を利用して収益を上げた日本在住者が知っておくべき税金について短く解説します。海外の仮想通貨取引所を利用して利益が出た場合、「日本の税金はかかるの?」「アメリカの税金も取られる?」と疑問に思う方も多いでしょう。ここでは、日本に住む私たちが知っておくべき海外取引の税金について、要点を解説します。超...
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消費税だけじゃない、なんだか怪しい「特別会計の闇」

こんにちは!今回は、ニュースなどで耳にする「特別会計」について、その「闇」と呼ばれる実態をわかりやすく解説します。特別会計とは何か?「闇」と呼ばれる理由日本の国の会計は大きく「一般会計」と「特別会計」に分かれています。「一般会計」は、税金などから集めたお金を、教育や防衛、社会保障など、国全体の基本的な活動に使うための財布です。私たちが普段「国の予算」として耳にするのは、ほとんどがこの一般会計のことです。一方、「特別会計」は、特定の事業を行うために、特定の収入を充てることを目的として設置される会計です。例えば、年金や労災保険、高速道路の整備など、国が手がける特定の事業のための専用の財布だと思って...
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減税vs増税:どちらが正解?根拠となる経済学理論をシンプルに解説

日本では税金と財政を巡る議論が活発に行われています。 政府や財務省の「増税は必要」とする派と野党等の「減税で景気回復を図る」という相反する2つの主張があります。さて、専門家ではない私たちは、30年の経済停滞を取り戻し安心して暮らせるようになるには、どちらの経済政策を推し進める政党を支持すればよいのでしょうか。2つの異なる立場の経済政策はそれぞれ違った経済理論に基づいているようです。1. 「消費税や所得税を減税しても景気が良くなるので問題ない」とする立場景気が悪い時に消費税を減税する方が良いとする経済理論は、主にケインズ経済学と、より現代的な視点としては現代貨幣理論(MMT)が挙げられます。「国...
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選挙公約の「賃上げ」は、誰のための言葉なのか?「若者が選挙に行かないから」は本末転倒

選挙が近づくと、各政党から聞こえてくる「賃上げをします」という力強い公約。物価高騰に苦しむ私たち国民にとっては、まさに希望の光のように聞こえるでしょう。しかし、この「賃上げ」という言葉の裏には、日本の経済を支える中小企業の厳しい現実と、政治の具体的な方策の欠如が横たわっています。そして、「若者が選挙に行かないから政治は変わらない」という声は、その本質を見誤っていると言わざるを得ません。賃上げは「企業努力」の賜物、中小企業は綱渡り大前提として、従業員の給与額を実際に決めて支払うのは企業です。政治家が「賃上げ」を公約しても、それはあくまで方向性を示すものであり、具体的な行動は各企業の経営判断に委ね...
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低所得の主婦にも地方税納税通知書が来たのは何故?

65歳の主婦の方から「夫の扶養に入っていて年金は年額90万円程度しかありません。住民税の納付書が来たのですがなぜですか」というご質問がありました。その理由は下記のとおりなのですが、介護保険も結構家計の負担になりますし、その上地方税まで支払わないといけません。生きづらい社会ですね。夫の扶養なのに住民税の納付書が来たのはなぜ?ご主人の扶養に入っていて、年金収入が年額90万円程度しかないのに住民税の納付書が届いたとのこと、驚かれたことと思います。結論から言うと、いくつかの理由が考えられますが、年金収入が90万円程度でも住民税が課税される可能性は十分にあります。住民税は、所得に対して課税される「所得割...
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「ふるさと納税」で今年の新米予約 始まってます。あなたは2000円の手数料で何キロ手に入れますか

令和の米騒動、今年こそは新米を安く食べたいものですね。新米を安く手に入れる方法は「ふるさと納税」を活用することです。すでに「ふるさと納税」では今年の新米予約も始まっています。どうせ地方税を支払うのですからこれを利用しないのはもったいないです。地方税額の範囲内(ふるさと納税控除限度額シュミレーションサイトはこちら)であればそれに手数料の2000円を負担するだけですから。つまり30キロのお米を申し込めば、それを2000円で購入することになります。今年は特に「ふるさと納税」でお米を頼む人が多いのではないでしょうか平均的な家庭で年収500万円のサラリーマン(夫)、年収100万円の妻、小学生の子供1人の...
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「古古古米(令和3年産米)」政府備蓄米の卸単価 5kg:891円。 「新米」田舎のスーパーで販売価格 4kg:2,880円

田舎のスーパーでもそろそろ古古古米 令和3年(2021年)産のお米が入荷しているかもとスーパー『まるき』に立ち寄ってみましたら、【青森県産まっしぐら】という新米が販売されていました。4キロで2880円(消費税別)です。一般的な5キロ入りではありませんが、仮に5キロだと3600円ということになります。地方の卸業者倉庫には新米の在庫があるようです。あえて昨年までは飼料米として卸されていた古古古米を購入する必要もないのでは?・・・ 田舎の人は近隣の知り合いや実家から玄米を分けてもらい、農協やスーパーの駐車場にある自動精米機(10キロ精米100円)を利用しているようです。ですから並んで買っている人はい...
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