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キッチンカウンターは換気扇を入れても、18万円で作れる
新築住宅を売却して田舎の中古住宅を購入、電気工事、水道工事以外はほぼDIYでリフォームをした。
理想の住処を手に入れるためには、3回の建て替えが必要?て聞いたことがある。
今回は2回目だけど、借家住まい2軒、アパート暮らし3回を経験したら、もう引っ越しはしたくない。
だから今回購入した海の近くの中古住宅を、思いっきり理想の住まいにしたい。
でも費用は掛けたくないし、というか×予算がない。
期限は1か月と決めてみたが、長期休暇は仕事柄取れないので退職。
退職も慣れてくると怖くなくなる。それが怖い。
「仕事も生活の一部」ということは基本、生活のほうが優先。
キッチンは一番大事な妻の居場所
妻からの要望は数多いし、面倒な事ばかり。
・閉鎖的で暗いから、アイランドキッチン風に
・浄水器付きシングル混合栓
・クッキングヒーター(オール電化)
・換気扇取替
・キッチンカウンター下収納
・吊戸棚取り外し
・床は真白に
・ビルトイン食洗器
等々、要望が多いほどやりがいはある。
吊り棚、柱、流し台などの切断、撤去作業。
毎日昼の3時ごろから夜中の3時まで続けて、一週間でやっと広い伽藍洞の部屋になった。
意外と疲れないのは、人には「火事場のバカ力」的な潜在体力があるのでは。
しかし廃棄物は大量に発生した。庭があってよかった。
柱などは再利用して、なるべく無駄にしたくない。
寝袋で寝た朝、雨の音で目が覚めた。
と思ったら、水道管から勢いよく水が噴き出していた音だった。キッチンがプール状態で、メダカなら泳げそうなほどで、思わず水面をスケーターのように華麗に滑ってしまった。
水道管の継ぎ目は、工務店の本職の人に「この水道管をつなぐことはできないです」と断られたけど、あきらめず自分で調べてなんとか繋いだ。
そういえば、知り合いの水道工事屋さんが、「上下水道配管工事は、電気工事よりも部材の種類も多く難しいよ」と言われたのを思い出した。
職人ができないのなら、自分でするしかない
何でもやってみる・・これが自分の生き方だ。
WEBで調べつくし、結合金具を2回買い替えて何とかうまくいった。
職人でも知らないことはいっぱいあるもので、今まで自分がしてきた対人支援の仕事においても、勉強不足のために抜け落ちていたことがたくさんあったんだろうな!と思う。
キッチンカウンターの簡単な設計図を描く前に、ホームセンターに2度足を運んだ。
よく見るとそれはパーティクルボートのような板にキッチンボードが張り付けてあるもので、これなら普通の板でできるはずだ。
店員は「取り付けはプロでないとできません。水道管と配管の位置にあわせるのでプロでないとできません。工賃は〇〇円ぐらいでしょう」
🤷♀️ん??? それならのその位置に合うように設計すればよいだけだし。
結果、水道管等の位置は多少の誤差はあっても、問題なく設置することができた。
基本、箱形を作れば後は周りをきれいにするだけ。
天板には白いタイルを張って、普段はクッション性のある合成ゴムのパッド敷物を敷けば、包丁を使うときなど安心して料理ができる。
換気扇の交換は電気工事不要なので自分で取り付ける。
古い換気扇を取り外して、前に住んでいた人がどんな料理を作っていたのか、ふと考えてしまう。
いつも何人で食事をされていたのか、お子さんはいらっしゃらなかったので意外と油物は少なったような気がする。
お仕事が大変な方だったので、あまり手の込んだ料理をする時間はなかったのではないだろうか。
古い換気扇の中に入っているモーターは非常に重い。
新しく購入した換気扇の取り付けは、設置の取説がなくてもできるほど簡単だが、コンセントを近くに持ってくる工事のほうが手間取った。
電気工事は、水道工事と同様に、電気工事士の資格がないとできないことになっている。
そこは、エアコン取付に来てくれていた知り合いの電気工事士さんのお手伝いレベル・・・ということにしてもらった。
壁紙とフローリング張り
壁紙とフローリングを張るはまだ綺麗だったけど、部屋の雰囲気を明るくするために白いクッションフロアーを敷き詰める。とても簡単で約8畳のキッチンを3時間で完了。
掃除もしやすいし、冬は床からくる寒気が少しは和らぐと思う。
半年に一度、高圧蒸気をかけて汚れを落とすが、普段は掃き掃除と汚れのひどい部分だけフローリング用ウェットシートを使うだけ。3年たった今でもほとんど経年劣化はない。
クッキングヒーター周りの壁紙は耐熱用でないといけないので少し一般用よりも高額になるが、張る面積は少ないから問題ない。
キッチンのリフォームはひとまずこれで終了
約2週間もかかってしまったが、これで妻のためのキッチンリフォームが終わった。
材料の総経費は、シンク、換気扇、水道蛇口、クッキングヒーター、その他もろもろを合わせても約18万円で済んだ。
予定していたビルトイン食洗器は、予算不足と設置場所の確保が難しくて断念した。
⛑鉄則;工具を選ぶときは、いいものを購入すべきだ
最低必要な工具
掛った費用の18万円の中には、工具類購入費用は入っていない。
〇最低必要な工具(ネット通販で購入)
・電動丸鋸 ・ハンマー ・電動ドリルドライバー ・電動ジグソー
・金槌 ・のこぎり ・タイルカッター ・電動トリマー
〇一番必要なものは
・根性 ・体力
木材の切断、穴あけ等正確な切断が重要なので、工具類は安価なものを購入しない方が良い。
板を直角に切断できなかったり、モーターの力が弱くバッテリーがすぐに上がってしまうなど、作業時間のロスにもなる。
結局は使い物にならなくて、買い替えることになる。
職人は、「道具が命」というだけあって、良いものを大切に使っていた。
ホームセンターで購入したものは、軽トラを借りて持ち帰ることができるが、1時間以内に返却しなければいけない。それに床板や壁紙などはネット通販のほうがはるかに多くの品ぞろえが良い。
アマゾンショッピングの場合、ひと月500円のプライム会員になっておけば送料もかからないし、プライムビデオで映画やミュージックが見放題、聞き放題なので非常に助かった。
田舎暮らしには必須アイテムだ。
👨🔧素人でも、やる気になれば何とかなる。プロだって最初は素人なのだから
工務店に頼めば、人件費と材料費で約45万円の見積もりだったことを考えれば、半額以下で済んだ
確かに見た目も悪いし、素材からして長持ちはしないだろうから、長い目で見ればそんなのかもしれない。
でもDIYでリフォームの楽しさと、今後の修繕技術は少し習得できたような気がする。
壊れても治す楽しみもがあって、いいんじゃないかなと思う。
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