少ない年金のみで生活している高齢者は、少しでも節約しようと安売りのスーパーに自転車で買い物に行かれています。
田舎では自動車がないと暮らせません。ガソリン代節約のためでもありますが、一番の節約手段でもある食料品が値上がり続きですので、少しでも安いものをと自転車で買い物をします。
ところが、自転車通行について今年の4月から自転車の青切符(交通反則通告制度)が導入されました。
例えば歩道を自転車で走った場合の違反の反則金の金額は6000円です。せっかくの節約のための努力が泡と消えてしまします。本当に生きづらい世の中になりましたね。
自転車通行は車道通行が基本なのはわかっていますが、日本の道路はそが難しい箇所がたくさんあります。車道左端を走るのは怖くて、つい歩道に入ってしまう場合があります。
「70歳以上だから捕まらない、大丈夫」と勘違いしないようにしましょう
道路交通法上、自転車は原則として「車道通行(車道の左側)」が義務づけられていますが、例外的に歩道を通行できるケースの一つとして高齢者(および児童・幼児)の特例が設けられてはいます。
実は「どんな歩道でも通ってよい」というわけではありませんので要注意です。
それではどのような歩道なら通っでしょうか。その条件と注意点を分かりやすく解説します。
1. 高齢者が自転車で歩道を通行できる条件
道路交通法および関連政令により、70歳以上の高齢者は以下のいずれかの標識等がある歩道を通行することができます。
- 「自転車及び歩行者専用」の道路標識(いわゆる「自歩道」)がある歩道
- 標識に歩行者と自転車の絵柄が並んで表示されている場所です。
- 「普通自転車歩道通行可」の道路標識や道路標示がある歩道
- 標識または路面ペイントで、自転車が歩道を通行できることが示されている場所です。

田舎に住む私はまだこの標識を見たことがありませんので、車の往来がある道路では自転車を降りて歩道を歩いています。
しかし、対面の歩行者とのすれ違いはちょっと厳しい場所があります。
交通規則も日本の道路事情を改善してからの話でしょう。予算の使い方が間違っていますね。国内インフラ整備事業で景気を上げることが大切です。ましてや罰金や反則金を予算収益に組み入れるなんてセコイ言いがかりはやめてほしいものです。
⚠️ 注意点 上記のような標識や標示が一切ない通常の歩道は、原則として高齢者であっても通行することはできません(車道通行または路側帯の通行となります)。
2. 歩道を通行する際の重要なルール
標識がある歩道であっても、歩道はあくまで「歩行者優先」です。通行する際は以下のルールを必ず守る必要があります。
当たり前のことですが、歩道を通る場合の注意点は
- 歩道の中央車道寄りを徐行する
- 歩行者の通行を妨げないように、車道寄りをすぐ停止できるスピード(徐行)で走ります。
- 歩行者の通行を妨げそうな場合は一時停止する
- 歩行者の邪魔になりそうなときは、一時停止または道をゆずる義務があります。
警察庁が発表した運用状況(開始から約1ヶ月間のデータ)
自転車の青切符(交通反則通告制度)が導入された2026年4月1日からの1ヶ月間で、全国で青切符が交付された総数は「2,147件(暫定値)」となっています。
この制度における特徴や、歩道通行に関する件数は以下の通りです。
1. 主な違反の内訳
青切符が交付された主な違反(上位5種類で全体の97%を占める)は以下の通りです。
- 一時不停止: 846件
- 携帯電話使用等(ながらスマホ): 713件
- 信号無視: 298件
- その他(遮断踏切立ち入り、右側通行など)
2. 歩道通行に関する状況
標識のない歩道通行などの違反については、制度開始後1ヶ月間の全国での青切符の交付は5件にとどまっています。
ただし、いきなり青切符を切るのではなく、警察官による口頭注意や「指導警告票」が交付されたケースは全国で6,308件ありました。
「これなら大丈夫」と思わないほうが良い
この数字を見ると「まだまだ大丈夫」とは思わないほうが良いでしょう。
かつて自動車運転の際のシートベルト着用義務などを見ても、施行されて少しの間は指導程度でしたが周知期間を過ぎれば交通反則金を切り始めましたね。各警察署にはその目標値を設定されています。少し前までは目標値ではなくノルマでしたね。
低所得者にとって交通反則金は、闇討ちに合うようなもの
低所得者日本人の賃金の構造はかなり変化しています。低・中所得者が大幅に増加し年間100万円以下の給与を得ている人は2001年の312万人から2021年には425万人に増加、100万円から200万円の層も550万人から701万人に増加しています。
中間所得者層のボリュームも大幅に増えています。年収400~500万円の人数は660万人から790万人に、500~600万円層は480万人から550万人に増えています。
国は富み、多くの国民は貧困に苦しむ今の日本です。たかが数千円の交通反則金は低所得者の一年分以上のボーナスを手にする公務員たちにとっては何の感情も沸かないでしょう。「交通ルールを守ってもらうため」の責務だという正義感は、正常な社会が出来上がってからの話ではないでしょうか。

コメント